ホワイトニングについて
Q. ホワイトニングは痛いのですか?
歯のホワイトニングで一時的に「疼痛感」が出る方がいます。
通常、24時間以内におさまりますので安心してください。
歯のホワイトニングとは、その主成分である過酸化水素が歯の中の着色物質を分解することです。そのホワイトニング剤(過酸化水素)が着色物質を分解すると同時に歯の中の水分バランスも崩し、一時的に脱水状態にするのではないかと考えられており、この状態が「疼痛感」となります。
この脱水症状は、過酸化水素の化学分解によるものですので、ほとんど避けることはできません。歯の中の水分状態は人によりまちまちで、歯の大きい人と小さい人では全く異なります。つまり、ひとにより、「疼痛感」が異なります。これは、全く歯に影響ありませんので安心してください。
一般的には、ホワイトニング効果とこの「疼痛感」は比例しています。ホワイトニング効果を出すためには、ホワイトニング剤をできるだけ長い時間歯の上においておく必要がありますが、その分、歯の中の水分バランスもより崩れて「疼痛感」が強くなります。
Q. ホワイトニングは誰でも出来ますか?
歯周病が進行していたり、喫煙習慣がある方には原則お勧めしておりません。
まずはご相談ください。
Q. 一度のホワイトニングで大丈夫なのでしょうか?
初めてホワイトニングを受けられた方は、どんなにきれいになっても短期間(約1週間)で着色が認められるようになります。これは歯の表面に少し着色することによるもので、その後再度ホワイトニングをするとその着色が取れさらにきれいになります。
ホワイトニングは回数を重ねたほうがより「白さ」の定着率がよくなります。
当院では約1週間後にもう1回、計2回のホワイトニングをセットにしてご提案しています。もちろん3回目以降を希望されても随時対応いたします。
Q. ホワイトニングの人体への影響は大丈夫ですか?
過酸化水素や過酸化尿素を主成分とするホワイトニング剤は歯科医師により正しい使用をする限りは安全です。
開発されたアメリカでも数十年の歴史の中で問題となった事例は出ていません。
Q. ホワイトニング後、歯の白さはどれくらい維持できますか?
個人差がありますが、特に本人の食生活や嗜好品及びブラッシングの状況によって、再び着色してくるまでの期間が変わってきます。たばこ、コーヒー、紅茶、赤ワインなどは歯の着色を早めます。
当院ではホワイトニング後のケアに専用の歯磨剤の使用をおすすめしています。
歯周病について
Q. 歯石をとる時、痛いですか?
歯科医師・歯科衛生士が最新の機器を使用し、痛みを最小限に抑えて処置を行います。
歯石の付着量や付着期間により歯石が取りにくくなりますので半年に1度程度の定期的なメンテナンス、予防が重要となります。
Q. 歯磨剤はどのように選択すればよいのでしょうか?
歯周病の治療中や治療後のケアを目的とした専用歯磨剤、知覚過敏の症状がある方の専用歯磨剤、歯を強くするフッ化物配合の歯磨剤と用途別にご自身にあったものを使用していただいています。
Q. 歯磨きをきちんとしているのに、口臭が出るのはなぜでしょうか?
口臭の原因としては、虫歯・歯周病(歯槽膿漏)・プラーク(歯垢)の付着・舌の汚れ(舌苔)などがあります。
舌の汚れは見落としがちで専用のブラシでのケアも口臭予防には大切です。
また糖尿病・鼻疾患・胃疾患などの全身疾患から口臭が強くなることがあります。
小児歯科について
Q. 歯磨きをいやがって困ります。泣いても押さえつけて行うべきでしょうか?
泣いている子を押さえつけてまでする必要はないと考えます。
とくに3歳以前では、歯みがきよりも食生活でのむし歯予防が必要です。まず歯ブラシを持って遊ぶことからはじめ、歯みがきが生活習慣の一部になるようにしたいものです。
ご家族全員で就寝前にブラッシングをする習慣をつけましょう。
Q. 乳歯が抜けずに永久歯がはえてきました。どうしたらよいですか?
乳歯は永久歯がはえすすむにつれて、自然に抜け落ちるのですが、時に何らかの理由で、うまく根が吸収されず残っている場合があります。このような場合は、永久歯がはえる邪魔になり歯並びに影響が出ることもあります。心配な時は遠慮なくご相談ください。
矯正歯科について
Q. 何歳くらいで相談したらよいのでしょうか?
不正咬合に気づいたら、なるべく早く相談しましょう。
ただし治療開始時期は、状態により異なりますので、全ての不正咬合がすぐに治療が必要というわけではありません。もちろん早い時期に治療を行うことが効果的な不正咬合もあります。遠慮なくご相談ください。
Q. 歯を抜かなければ、治療ができないのでしょうか?
歯とあごの大きさの不調和が著しい場合は抜歯が必要となりますが、乳歯から永久歯に生え変わる頃やあごの成長が旺盛な時期に治療を開始すれば、歯を抜かずに治療ができる可能性も高くなります。
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